Twitterで見かけたHysteric Bettyがアマプラで無料公開されたので観てみました。
私をくいとめてに続き、アラサー女性に刺さると言われてた映画です。

以下、ネタバレを含む感想です。

Hysteric Bettyは30歳でヌードモデルのスカウトされた女の子が主人公。
登場人物は他に地下アイドル、カメラマン、自立できてない女の子等々。
カラフルな色遣いの画面、エロス含む表現で、サブカル要素がかなり強いという感想を持ちました。

作中で言われていたように、主人公の女の子は流されやすいんですが、その姿が自分の過去を思い出させてきて痛かったです。
自分を見失った時というのか、なにか特別なものになりたくなった時が私にはありました。
とあるカメラマンの後をくっついてカメラ構えて過ごしてた頃を思い出した。
21歳、就活がうまく行かなかった頃の話です。
私はせいぜい2ヶ月患っただけで済んだんですがね。
あの映画のように30歳でズルズル沈んでいったらと思うと本当怖い。
最後にキレた主人公の姿が唯一の希望でした。
というか、ただ流された訳じゃなく意思をもってそうしていたことがよかった。

どちらも主人公が30歳を迎えた女性です。
30歳って結構自分を見直す時期なんですよね。
結婚してなければ、孤独を恐れる。
収入が低いと、仕事について悩む。
捨てきれなかった、自分に特別な才能があるのではと期待を思い出してしまったり。
個人的には私をくいとめての方が共感できたけど、Hysteric Bettyの方は痛みを感じた。

両方アマプラで無料公開中ですので、興味があればぜひ!

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